2016年10月27日木曜日

思い出の失敗投資②立会外分売

引き続き失敗投資の振り返りです。
前回:思い出の失敗投資①イベント投資


今回は立会外分売です。
前回のイベント投資に比べるとかなり地味かつマイナーですね。

簡単にSBI証券に載ってたい説明を貼っときます。
立会外分売とは、売買立会時間外(取引所などの取引時間外)で、大株主などの大量の売注文を、多くの投資家に分売する方法です。
投資家数の拡大や、流動性の向上などを目的に多数の銘柄で実施されております。

要は大きな金額を短期間で動かすと、自分の売買で値が崩れるのでそれを防ぐための措置というわけです。
買う側にとって何がメリットかと言えば、市場価格から割引いた価格で購入できることです。
安全に売却するための手数料を払うイメージでしょうか。
概ね1~3%程度ディスカウントするケースが多いようです。 

時間外で買入⇒翌日の寄付で売却でディスカウント分の数%を掠め取ろうというセコイ戦略でした。
数%程度でも期待値がプラスなら、数をこなせればそれなりの結果が出るだろうと。

予想は当たっていました。
私が立会外分売をやっていた期間、買いと思った銘柄はほとんど翌日の始値でプラスの結果となりました(記録によると19戦16勝1敗2分)。
素晴らしい成績だと思います、買えていれば。。。

落とし穴は立会外分売は抽選であること。
なんと19回やって一度も抽選に当たりませんでした。
勿論抽選であることは織り込み済みだったのですが、ここまで当選しないとは想定外でした。

数やってナンボの戦略だったため、その前提たる分母が稼げないとなるとやる意味なしと判断して撤退しました。
厳密には失敗すらさせてもらえなかったです。

教訓としては実践できない理論に意味はないってことですかね。

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